個性を発揮し、協力すること

杉並区のデイサービス「空の花 宮前」は、職員全員が自立支援を強く意識して仕事に取り組んでいます。こちらは新人職員のレクリエーションの様子です。一人ひとりのお客様に目を合わせ、呼びかけながらゲームの真っ最中。まだまだ盛り上がりに欠けているものの、自分なりに考え、工夫して提案しているのが伝わってきます。サポート役の先輩職員が、横から声を出して盛り上がりにひと役買っていました。1人に丸投げせず、力を出し合って場づくりをするのも、大切な支援です。
こちらはフロアや事業所の入り口を飾る花。お客様が母の日にお持ちくださった鉢植えのカーネーションは、一度花が終わってしまいました。しかしその後、花が大好きな職員が丹精込めて世手入れを続け、見事に花が咲き始めました。その職員が休みの日は、他の誰かがお客様と一緒に、枯らさないように水遣りを続けていました。互いのために自分の個性を活かし、互いのために頑張る人を支援する。空の花では、こうしたちょっとしたことからもしっかりと自立支援が根付いていることが感じられます。

和菓子作り

雨の季節、空の花では 職員から紫陽花の和菓子作りへの取り組みの企画が提案され、本日第1回目を行いました。
あんこの周りに、紫陽花を思わせる色彩のゼリーで花の姿を作る、
五感を使って取り組む素敵なプログラムでした。
作る工程を楽しむ方、食べることを楽しむ方…それぞれの方の楽しみ方があるのも興味深いです!
あるお客様に感想を伺ったところ、以下のお言葉をいただきました。
「今日は、よく考えて準備してくれたと感心したのさ。今日だけじゃないよ。あんたたち職員がみんな、いろいろに工夫してくれて嬉しい。私はお世辞は言わないよ。もっとうまく喋れと子どもにも叱られる。口が下手だって。だから嘘でないよ。あんたたちはよくやってくれてるからさ、空の花に来たくない、と思うことは3年間で一度もないよ。」…これは、私たちにとって、宝のようなお言葉でした。
職員一同、お客様の自立支援のために、今後とも努力をしてまいります!

津軽三味線ライブで盛り上がりました!

杉並区のデイサービス「空の花 宮前」で、本格的な津軽三味線ライブを開催しました。

目の前で津軽民謡の演奏や、よく知られた民謡の演奏に合わせて歌ったり、合いの手を入れたりして楽しみました。

超絶的な技巧も目の前で見て聴いて、大迫力に拍手喝さい。

終演後には立ったり歩いたりの訓練をされているお客様が、涙を溜めながら立ち上がって握手を求めておられました。

感動、楽しみ、喜びは心も体も元気にしてくれます。

次回も「音楽の花束」がライブイベントを企画します!是非空の花に遊びに来てください!!

辛い腰や背中の痛みを改善

杉並区のデイサービス「空の花」では、
スタッフが理学療法士とともに学び
お客様の身体の困りごと改善にも
積極的に取り組んでいます。

この方は背骨の歪みに加え転倒が重なり、
辛いお身体の改善を目指して通所されています。
運動や生活訓練に加えて痛みの改善も目標とし、手当てをさせていただいています。
↑ こちらは施術前。
↑ こちらがスタッフによる施術後の背部です。
わずか数分の施術ですが、
見た目の変化だけではなく
歩行時の痛み軽減、
姿勢や腿上げの改善もされております。
この他もちろん、
お客様同士の関係づくりに力を入れて、
前向きに訓練に取り組めるよう
環境を整えることをはじめ、
その方にあった的確な訓練指導など、
空の花のスタッフによるケアには
おかげさまでたくさんのファンから
応援の声をいただいております。

空の花スタッフ一同は日々技術を磨き、
個性を伸ばし、自立支援研究を重ねております。

空の花ライブ

杉並区のデイサービス「空の花 宮前」は、お客様の豊かな人生を応援するため 様々なプランをご提案しています。

6月6日(木)は、本物の音楽を身近に楽しむコンサート「音楽の花束」とのコラボ企画で、横川流総師範 紺谷英和さんをお迎えします。

どなたでも観覧いただけます。津軽三味線の演奏を身近に楽しみ、心踊るひとときをご一緒に楽しみませんか?

体操も楽しく

理学療法士さんとスタッフが組んで、レクリエーションとして体操を行いました。
杉並のデイサービス 空の花では、生活の全てがリハビリテーション。
定期的な理学療法士の評価と指導の元、全スタッフが個別機能訓練をプログラミングでき、一つ一つの生活場面が全て個別機能訓練となっています。
この日は自立支援には不可欠な、歩行と排泄のために大切な筋肉とは?というテーマで笑い声が絶えないレクリエーションタイム。
いつもお世話になっている、一般社団法人変わる!介護の理学療法士 森惣次郎さんと、スペシャルゲスト 同じ変わる!介護の 山本恭平さんのお二人がご協力下さいました。
関わる全ての人が互いに支援し合う。これが空の花のリハビリテーションです。

自立支援を日常のものにする

空の花では、お客様にとっても職員にとっても「自立支援」が特別なものではなく、ごく日常のものとなるよう考えています。

自宅での生活を支えていくため、家事訓練も身体的運動訓練も、その方お一人おひとりのどんなお困り事を解決するか、またはどんな充実した日々を過ごすための準備なのかをお伝えします。

何事も「自分の生活や人生を充実させるためにある」と感じていただくには、それらのことも「押し付け」になっては意味がありません。

その方の立場に寄り添った丁寧なアセスメントから引き出した「目標管理シート」は、毎日お客様ご自身で確認しながら、個別機能訓練のプログラムの進み具合を書き込んでいきます。

単なる記録ではなく、その日その方の充実した時間の証しを、職員が共に確かめ、喜び、満たされてご自宅へお戻りいただけるように働きかけています。

ですから皆さんの会話はとてもポジティブです。いつも、より良い未来に向けた言葉を投げかけ、支え合う関係を大切にする、空の花の理念であり大きな特徴と言えます。

菜の花畑で屋外歩行

デイサービス空の花にも春が訪れています。

この日は近くの菜の花畑まで屋外歩行訓練に出かけました。

歩行が困難に方もいつもより長い距離を歩くことが出来ました。

個別機能訓練の目標が他者との交流であったり、会話やコミュニケーションを増やすことにある方も、訪れた地域の方との触れ合いがたくさんありました。

皆さまのお顔が明るく会話もたくさん。この後も、職員が代わる代わる 季節にちなんだ機能訓練の工夫を企画しています。

おたがいさまでいこう

誰かが上着を着る時に、ちょっと手を貸してあげる。
コート掛けで、ハンガーを渡してあげる。
無くなると困るからと、広告でくずかごを折って置いてくれる。

みんなが少しずつ、誰かのために気を配りながら日々を過ごしています。

おたがいさまですからね。

一人ひとりが少しずつ、お互いのためを思い、活動できるような場所。
デイサービス空の花は、そんな場所であることを目指しています。

「イキイキ生きる」を諦めない!

デイサービスで「ここはつまらない」「なーんにもすることがないもんね」とボヤく方がいます。

しかし良く観察していると、生活訓練としての洗濯物や食器の配膳、片付けなどはマメマメしくなさり、しかも手早く丁寧。

ところが終わるとすぐにボヤきが始まるのです。

不思議に思って職員がよく良くお話しを聞いてみるとご自宅では至れり尽くせり、自分がする事が無くなって「いろんなことをしたいと思うことを諦めている」とのこと…
幸せなのに…
幸せじゃない…?

この方、現在は職員がご家族ともお話ししながら「この方が出来ること」をご一緒に考えています。
既に始めているのは、デイサービスに来られるお客様のおもてなし。

この日は杉並区役所から見学に来られた方々にお茶を入れてくださっています。
こういう時はボヤきが出ない。

この方からボヤきが全く出なくなるよう、今、職員たちは日々考え、工夫を続けています。

イキイキと生きることを諦めない。

空の花は関わる皆さまの笑顔と、心豊かな生活を応援していきます。