おたがいさまでいこう

誰かが上着を着る時に、ちょっと手を貸してあげる。
コート掛けで、ハンガーを渡してあげる。
無くなると困るからと、広告でくずかごを折って置いてくれる。

みんなが少しずつ、誰かのために気を配りながら日々を過ごしています。

おたがいさまですからね。

一人ひとりが少しずつ、お互いのためを思い、活動できるような場所。
デイサービス空の花は、そんな場所であることを目指しています。

「イキイキ生きる」を諦めない!

デイサービスで「ここはつまらない」「なーんにもすることがないもんね」とボヤく方がいます。

しかし良く観察していると、生活訓練としての洗濯物や食器の配膳、片付けなどはマメマメしくなさり、しかも手早く丁寧。

ところが終わるとすぐにボヤきが始まるのです。

不思議に思って職員がよく良くお話しを聞いてみるとご自宅では至れり尽くせり、自分がする事が無くなって「いろんなことをしたいと思うことを諦めている」とのこと…
幸せなのに…
幸せじゃない…?

この方、現在は職員がご家族ともお話ししながら「この方が出来ること」をご一緒に考えています。
既に始めているのは、デイサービスに来られるお客様のおもてなし。

この日は杉並区役所から見学に来られた方々にお茶を入れてくださっています。
こういう時はボヤきが出ない。

この方からボヤきが全く出なくなるよう、今、職員たちは日々考え、工夫を続けています。

イキイキと生きることを諦めない。

空の花は関わる皆さまの笑顔と、心豊かな生活を応援していきます。

姿勢改善


空の花では、痛み除去や歩行状態の改善のために、様々な方法で姿勢改善を行っています。

この女性は、背骨の湾曲と腰骨のずれのため、立位を取ると股関節が伸びず、膝も屈曲したままで歩行されています。

通所され始めた頃よりかなり改善されていふものの、朝の来所時には1.2枚目のような状態です。

この日は呼吸法と併せていくつかの運動をしていただき、その後ベッドにて筋肉をほぐし、関節を柔らかくする施術を行いました。これにより骨の位置も変わってきます。

施術は全く痛み無く、お客様はとにかく「気持ちがいいです」「身体が温まってきました」とニコニコ。終えると3枚目の写真のように立位がスッキリ。背中の上部と足の伸びに大きな変化があります。

歩いてみると歩幅が大きくなり、ふらつきが軽減します。


こうした変化を見ると周りの方が「変わったわね」「良かったわね、顔色もいい」など声をかけて一緒に喜んでくださるのも、空の花の特徴です。

継続していくことで、姿勢改善はもちろん、痛み軽減や歩行状態の改善効果は定着してきます。

楽しく身体を動かす


デイサービスの集団体操は、座って行うイメージがありますが、空の花は自由です。

場面場面で、立って行う方もおられます。
それぞれの身体の状態により、自由に使えるところを使っていきます。
気分が乗らなかった方も、こうした周囲の方の様子を見て、ひょっと立ってくださることもあります。

出来ることにどんどんチャレンジしていく、それが毎日を楽しくし、心身の回復に繋がる空の花のスタイルです。

硬く握ったままだった手が


麻痺のリハビリを行なっている女性です。
左側麻痺で、腕は自由になりません。
手首が内側に曲がり、指先は硬く握られたまま殆ど開くことが出来ない状態で通所を開始されました。

しかし空の花の、痺れや痛みを除去し、筋肉を緩め、柔らかくしていくと同時に、意欲を高めていくことを重視したリハビリを継続される中で、わずか2ヶ月でこのように指先が柔らかく開きはじめました。

手首も関節が緩み、手を添えると真っ直ぐに近く伸びるようになっています。
毎日少しずつですが変化し始める腕に、この女性は今、会話も増え、活動意欲もどんどん高まっておられます。
どんな方でも、どんな状態でも必ず回復、改善を目指していくのが、空の花のリハビリです。

年末の研修


デイサービス空の花の年末最後の研修がありました。
人と人との関わりが様々なものを生み出す、その中で大切にしたいことを学びました。
表題を見て始めは首を傾げていた職員も、中盤からはずっとアイスブレイクかな?と思うほど楽しそうに参加していました!

研修を終えて各々、何かほっこりした気持ちを抱きつつささやかな忘年会を開催しました。これからも、互いに理解しあい、高め合える職場でありたいと改めて願いつつ、皆さまよき年末をお過ごしください。

意欲はふとした瞬間に

出来ないと思っていることが出来る、ふとしたきっかけがあります。

デイサービス空の花でクリスマスツリーの飾り付けをしました。
キラキラ光る飾りを見て、その日他の活動にはなかなか興味を持たなかった方が目を輝かせて近づいて来られました。

立ち歩くことに不安があり、常に支えを必要とする方が両手を使って飾り付けに没頭されていました。

他の方との交流が難しい方が、進んで飾りを渡したり「綺麗でしょう」と話しかけたりしておられました。

どれもそのおひとりおひとりにとって、困難を乗り越えた素晴らしい瞬間です。

意欲はふとした瞬間に現れ、その人を輝かせます。

日常の中での支え合い


デイサービス空の花では、1人ひとりのリハビリテーションのために互いに出来ることを提供できるよう、関係作りのお手伝いもしています。
例えば
常に動いていたいAさんに、筋緊張でなかなか活動出来ないBさんのそばを通りかかった時にマッサージをしていただいています。
お二人とも、不安感や孤独感が強くなると各々の状態がより強まるため、触れ合う、会話をするということもその緩和に大いに役立っています。

下の写真は 細かい作業がしたいけれどそれが難しいAさんに、手作業は得意ですが歩行に困難があり疲労しやすいCさんが洗濯物畳みをお手伝いしています。
やりたいことが出来るように助けてもらうことで安心感を得られたAさん。
疲れ易くなったと嘆くことなく、お仲間の役に立つことで充足感を得ることができたCさん。

全て、その体験がそれぞれの方から意欲を引き出していくきっかけとなり、命の支えとなるようにというねらいのもとに行われています。

支援し合う環境


デイサービス空の花では、自立支援を通して心身の改善をするためには 職員もお客様もともに支援し合う環境が大切だと考えています。

一方的に助かるのでもなく、一方的に助けられるのでもない、互いに支え合う関係。
上の写真のお二人は、それぞれが言葉や心の問題で「コミュニケーションを取ることが困難」という事で通所されています。
しかし、支え合う関係作りを通して自ら出来ることを考え、対話の中で指示を出し合いながら作業に取り組見始めています。


こちらのお二人は 互いの回復への努力を真近に見て、そのリハビリに対する姿勢、さらには生きる姿勢を尊敬し合っておられるようです。
最近では、相手の方のリハビリが進むように 声をかけたり動作を助け「一緒に頑張りましょう」と言い合う、いわば「同志」のような間柄にお見受けします。

職員との関係とも少し違う、こうしたお客様同士の繋がりは、お客様の生き生きとした日々を作る大きな力になっているようです。