スタッフのリハビリ研修 杉並区のデイサービス「空の花 宮前」のこの日は、理学療法士と言語聴覚士の訪問日。お客様の評価と同時に、大切なスタッフ研修の日にもあたります。先生たちについて学び、空の花ではそれをスタッフ全員が日常の生活に取り入れています。生活に直結する生きたリハビリテーションを行うためには、無くてはならない機会です。スタッフたちは代わる代わる先生について、お客様の現状と改善したいところをお伝えし、学んだことを互いに情報共有をしてさらにブラッシュアップしていきます。1人ひとりのスタッフがこれを経て、心身のリハビリ技術を習得し自信を持ってお客様の生活を支えるプロとして活動しています。 その間もお客様たちは自ら生活訓練などに励んで賑やかです。協力して役割分担をする、ということも社会参加の第一歩です。何気ないひとつひとつの活動が、お一人ずつの生活を支える大切なプロセスです。楽しく過ごしていただきながらも、ここでの全てはリハビリテーションとして計画的に行っています。ここまでの自立支援研究を支えてくださっているのは、理学療法士 森惣次郎さん、言語聴覚士 大沢良輔さんです。お二人の専門家として素晴らしい技術とあたたかい心を引き継いで、空の花の充実した日常が成り立っています。