空の花ブログ
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口腔機能の改善
デイサービス空の花に、言語聴覚士の大沢良輔先生が定期訪問。
お客様の口腔機能の評価とアドバイスを、弊社看護スタッフとともに実施していました。
大沢先生、看護師ともに、評価をしながらも受けている方の気持ちに寄り添って笑顔を引き出しています。
口腔機能の改善は、美味しいものを食べる、会話を楽しむ、表情豊かでいるなど前向きな暮らしのために大切です。
口腔機能の低下は低栄養から注意散漫になり、転倒などを誘発、骨折などを経て寝たきりになるリスクを高め、廃用症候群から誤嚥を起こし、肺炎へと繋がるなど高齢者の生活に大きな影響を及ぼすことになります。
それぞれの方がより良い状態でご自分の人生を生きるためには、口腔ケアは欠かせない大切なサポートと言えるのです。
麻痺による失語や嚥下障害があったお客様が、言語機能、姿勢、歩行の改善と同時に口腔機能が飛躍的に改善されていることも今回具体的に評価として数値で見ることが出来て、スタッフ一同喜びを感じました。
お客様の本来望んでいる生活を取り戻すための努力が、実っていくのは嬉しいことです。
大沢先生からはいくつか貴重なアドバイスをいただき、またこれからの課題が見えてきました。
大沢先生の次回の訪問が楽しみです。
腰痛改善
デイサービス空の花では、それぞれの方の生活を支える 個別機能訓練Ⅱに力を注いでいます。
これはいわばオーダーメイドのリハビリプログラムです。
この男性は様々な要因から腰痛に苦しまれ、立ち上がり動作が困難になったり、大柄な方ですので 歩行の際にご家族が両手で介助するのも大変な状態でした。
身体的な訓練に留まらず、苦しさを乗り越えるポテンシャルを引き出す介護プログラムにより、この頃は腰痛が軽減されています。
この方の現在の立ち上がり直後の姿勢はこの写真の通り。以前は前傾が強く前のめりで、前から介助するスタッフもパワーが必要でした。
意気揚々と見守りのみで歩行訓練され「え?俺はもうはじめっから1人で平気なんだよ!」と得意そうです。
数ヶ月前はスタッフに促されても立ち上がり動作訓練を拒まれ、痛みでしかめ面だった方とは思えない、素晴らしい笑顔です。
その方が望む人生をサポートする。
それが空の花の望むケアの形です。
交流
デイサービス空の花のレクリエーションは、様々な目的に沿ってスタッフか工夫してご提案します。
この日はリハビリに使うスティックを使ってテーブルの上でボールリレー。
全員で協力しないとボールが落ちてしまいます。
日頃寡黙な方も、あまり会話をしない方同士も、声を掛けながら楽しんでおられます。
一人ひとりの運動機能改善などの訓練は、辛かったり苦しいこともあります。
そこを見守り、励まし、共に乗り換えるためにお仲間との交流は大きな力になります。
空の花ではスタッフが、一人ひとりの個別機能訓練プログラムを組み立てる中に、こうした周囲の方との交流について配慮しながら取り組んでいます。
誕生日
デイサービス空の花の、ある日のおやつタイムです。
新しいお客様の誕生日が今月であることを知って、スタッフが急きょその日のうちに考えてお祝い菓子を作っていました。
誕生日は祝うのも祝われるのも、嬉しいものです。ご本人は手を叩いて喜ばれ、周りの皆さまもにこにこ。
嬉しい体験、喜ぶ気持ちは大切だと思います。
笑顔を引き出す
デイサービス空の花では、酷暑の中でも皆さん元気に過ごしておられます。
激しい運動はしませんが、継続した緩やかなトレーニングは身体の機能を維持するために大切です。
夏場は体力も気力も落ちてしまいがち。
そんな中でも社長以下、理学療法士さんとスタッフ共に明るく前向きな言葉でお客様の状態を見ながら意欲を引き出していきます。
右半身麻痺からの回復途上のこの方も、以前からは考えられない姿勢の良さを指摘されて満面の笑顔!
「前はそんなに姿勢が悪かったかなぁ?」と言葉もハッキリ。マイペースで麻痺足を軸にする練習に取り組んでおられました。
空の花は、お客様ができることをひとつでも多くサポートし、お客様の笑顔を引き出したいと考えています。